病院のいらない野生の世界

生まれて間もない幼い子象は、授乳とともにやがて、母象の糞に興味を持ってそれを口にするといいます。

ちゃんとした母象の糞には、象の世界にとってちゃんとした腸内微生物バランスが存在しているからです。

まだ腸内微生物バランスの不安定な子象にとっては、生きていくうえでとても必要な行動なのです。
犬など他の動物も同様の行動をとることがありますが、彼らは動物の本能によって、腸内微生物とその酵素の重要性を感じとっていたからに他なりません……。