北海道産ビートパルプについて

甜菜糖から生まれるビートパルプについて

品質上重要な2つの理由

大高酵素㈱製造の発酵野菜パウダー「フリカケワン」は、植物エキス発酵液に漬け込んだビートパルプを調整基材として利用しています。

糖質や水分の微調整を、このビートパルプが行ってくれるからです。つまり、ベタベタに湿ってもいないし、カラカラに乾燥し過ぎてもいないという、絶妙の水分バランスのあるパウダーができるのは、植物エキス発酵液とこのビートパルプのおかげ、ということになります。

ビートパルプを利用する大高酵素(株)の第二の理由はそこにあります。

しかし、あくまでも第一の理由は、それが動物にもたらす有効な機能性の実績や歴史があること、効果においても安全性においても、十分に評価できるものであるということです。

適正量のビートパルプは、腸内善玉菌に対して、栄養と住まいを提供してくれるという性質をもっていて、それが「腸内環境イノベーション」というペットバイタブルの製品コンセプトに明確に合致しているからです。

何をおいてもそれが第一の理由に他なりません。

安全に製造されるビートパルプの根拠…北海道生産原料と生産品

日本で甜菜糖が栽培されているのは、ほとんどが北海道といっても間違いではありません。ビートとは甜菜のことですので、甜菜糖のことをビート糖とも呼ばれることもあります。

ビートパルプとは、甜菜が残してくれた植物繊維が主体のものなので、サトウキビや他の素材から造られる植物繊維はビートパルプではありません。

大高酵素(株)が、製造用に特別委託して製造してもらっている甜菜糖は、北海道糖業(株)で全て造られています。

もちろん、ビートパルプもそこで造られるものを利用しています。

製造されるビートパルプは、甜菜を絞って圧力をかけて、浸出してくる様々な構成成分を分離し、最後に残る繊維分として取り出されたものです。北海道糖業(株)のホームページには、その造り方が解説されています。

北海道糖業(株)のビートパルプは、特に北海道で、家畜の飼料としてもとても良く使われています。つまり、家畜飼料法という法律(飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律)に則し、厳格な基準の元に製造されるものなので、法的にも安全性が守られているものです。

ところが現在、ペットフードや飼料に使われるビートパルプは、2種類あるとの情報が出回っているようです。同じビートパルプといっても、通常の製法ではないものが、混じっているようです。

外国製のもののなかには、硫酸系の薬剤を使って、人工的に無理やり植物繊維以外の植物組織成分を溶かすというやり方で、手間を掛けずに植物繊維(パルプ)を抽出する方法により、製造しているものもあるようです。そのような方法により溶け残った残りカスが、安い粗悪なパルプとして出回っているとのことです。

確かに、薬剤を使って抽出されたビートパルプのようなものが入っているドッグフードを食べると、残留成分が便の排出を促す神経伝達などを混乱させたり、後々様々な悪い影響を及ぼすことが充分に考えられますので、もちろんお勧めはできません。

しかし、少なくとも北海道で利用されているものは、全て人間が食用にするための家畜の飼料としても使われているものですし、家畜が健康で元気に育たないと生産者に収入も入ってきませんので、北海道の生産現場の常識としても、家畜飼料法に基づかない、そのようなタイプの粗悪で問題があるビートパルプが入り込む余地は、本来あり得ない話だと考えられます。

そのようなタイプのビートパルプらしきものが使われるとしましたら、あくまでも、家畜飼料法から除外されているペットフードの世界に限られます。しかも、量産型の粗悪で安い、一部のペットフードだけだと思われます。

大高酵素は変わらぬ安全・安心と健康をお届けします

ちなみに、人間用に管理製造された開発製品は、ビートファイバーと呼ばれ、100g何千円もする高額商品となって、すでに市場に流通しております。やはり、腸内環境への機能性があることや、他の様々な機能性があることなどが、サイエンスでも明らかにされています。

家畜飼料法に基づくビートパルプも、少なからず本来は、同様の基本的機能性を持っているはずだと考えられます。

大高酵素(株)で製造される製品は、創業時からずっと北海道糖業(株)に限定したものだけで、これからもそれは変わることなく維持していきたいと考えています。

いずれにしましても、はっきりとした根拠があって、身体の健康のためになる良質のビートパルプを使用している製品ですので、大高酵素(株)のペットバイタブルブランド製品に関しては、今後とも安心してご愛用いただきたいと思います。