犬の炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease - IBD)の原因は、まだ解明されておりません。
しかし、腸管免疫系に何らかの原因でトラブルが起きているようです。 犬によっては、様々な食べものに含まれるタンパク質が原因で、消化管における免疫応答を引き起こす可能性もあります。 遺伝・細菌感染症などのほかの原因で異常が起こっていることも考えられますが、どれも複雑に絡み合っています。
結果、腸内常在菌の減少や正常バランスが壊れていることが、治癒を難しくしています。そう簡単には腸内常在菌叢は元通りに戻ってはくれないからです。
ステロイドは、一時的に炎症を沈めたり免疫反応を抑制したりできるので、IBDの対症療法としては使わざるを得ない処方であることも事実だと思います。しかし、長期に渡ってステロイドに依存することは、不治の病にしてしまいます。
ステロイドを長期に使用することは、免疫力をステロイドに依存する体質をつくりますし、腸内常在菌の再生を妨げることになってしまうからです。
ですから、できるだけ早目に、病院の処方と一緒に、食事療法や自然療法やプロバイオティクスやプレバイオティクスなどを組み合わせていき、とにかく腸内環境を整えて腸内常在菌の育成に努めて上げなければなりません。
できるだけ早い方が、ステロイドから脱却も可能となると思います。
時間もかかることになりますが、治癒のカギを握っているものは、間違いなく腸内常在菌の世界だと思います。
愛犬の腸に彼らが戻ってきてくれると、愛犬は正常な消化吸収の営みが行えるようになると思います。
大高酵素のスーパーワンにゃんは、プレバイオティクスの範疇に入る製品で、補助食でもあります。
まずはこの液体製品の方で試していただいて、回復期にフリカケワンを補助していただければ、腸内環境の正常化や腸内常在菌の再生へのお手伝いができるものと思います。
ぜひお試しいただきたい製品です。
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