乾燥状態が保たれていて、紫外線劣化が起こらないように配慮されていれば、製品とほぼ同じぐらいの賞味期限は保てると考えられます。
紫外線はどんなものでも劣化させますので、直射の太陽光線があたるところには置かないようにしてください。
問題は湿気なのです。
パウダーが湿気を吸ってふやけてしまいますと、カビの繁殖なども考えられますし、いろいろな悪条件が出てきてしまいます。
製品状態の乾燥度を保っていますと、そのようなことは起こりません。
特に、梅雨などの季節には十分に気をつけていただき、乾燥状態を保っていただきたいと思います。
また、湿気が多い地方の場合は、容器によっても保管場所によっても、差異が出てきますので、できるだけ密封容器にシリカゲルなどの乾燥剤を入れて、対応していただけますと、品質の長期保持が可能となります。
北海道のように、空気が乾燥している地方ですと、使い切るまでアルミパックでも十分に対応できるのですが、環境条件が著しく異なるところは、合わせた対応を工夫していただきたいと思います。
もう一度くりかえしますが、品質を保持するためには、紫外線対策と湿気対策の2点だけが必要となります。
|