発酵野菜パウダー(「フリカケワン」)そのものは、500頭を超える犬たちに投与観察試験を実施し、例外なく良い影響の観察結果が得られたために、商品化が進められたものです。しかし、このときに、猫への投与試験というものの実施が、実質的に難しかったという事情がありました。そのために、猫に対してはクエスチョンとなってしまいました。
また、猫の場合は、どしても結石をつくりやすいという、他の問題点もありました。発酵野菜パウダーそのものはマグネシウムの量が少なくはないために、犬に対してはまったく問題のない量なのですが、結石をもっている猫などには、投与は避けた方が良いとの判断でした。
ただし、発酵野菜パウダーだけをやる訳ではなく、健康体の猫に対してフリカケワンを与えることには、大きな問題は生じないと思われます。猫の場合も、腸内環境のためにはおそらく良い影響を与えることができるのではないかと考えられます。ユーザーの中にも愛猫に与えていらっしゃる方もいらっしゃいます。
しかし、あくまでもメーカーの立場としまては、猫用として商品化できる段階ではありませんでしたので、後はオーナー様の方で、臨機応変にお考えになって、ご判断くださればと思います。
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