「ペットバイタブル」質問フォーラム

質問:有機チオ硫酸化合物は大丈夫で しょうか?

from: 管理者 2019年03月21日 17時04分 解決 コメントする
スーパーワンにゃんの使用を検討中です。たまねぎ、あさつきの使用が気
になっています。アリルプロピルジスルフィド分解されているとのことです
が、現在原因であると言われている3種類の有機チオ硫酸化合物は大丈夫で
しょうか?
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カテゴリ:ワンちゃんの家族の方

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from: 管理者 (質問者) 2019年03月21日 17時06分 Best Answer!
ご指摘のタマネギに含まれる『3種類の有機チオ硫酸化合物』は、下記の
物質と思われます。

1)sodium2-propenyl thiosulfate(2PTS) ソジウム プロフェニル チオサルフェート

2)sodium n-propyl thiosulfate(NPTS) ソジウム プロフィル チオサルフェート

3)sodium methylthiosulfate(MTS) ソジウム メチルチオサルフェートチオサルフェート

[特性]

・ヒトに対しては抗がん作用、血栓症予防、免疫力アップ等の効果が期待される。
・イヌには有害となる(犬はこの物質を消化する酵素を持っていない)
・加熱しても無くならない。

スーパーわんにゃんは、植物エキス発酵飲料です。製法は数十種類の野菜、果物、
野草、きのこ、海藻等の植物から精製糖の浸透圧を利用してエキスを抽出し、
その抽出液を自然由来の酵母や乳酸菌などで180日以上発酵熟成させています。
原料には、タマネギやアサツキを使用しますが、抽出したエキスのみを製品化し
ており、一般的な果汁飲料やペーストのように、原料を丸ごと含む商品とは異なる
ことをご理解ください。アリルプロピルジスルフィドについては、外部分析機関で
検出されていないことを確認しております。

この結果については、原料植物に占めるタマネギ、アサツキの比率や、半年以上に
およぶ発酵熟成において、微生物や酵素による作用を受けて分解されていることが
考えられます。なお、今回ご指摘の有機チオ硫酸化合物については、分析を行って
おりませんが、タマネギに含まれている成分ですので、アリルプロピルジスルフィド
同様に発酵熟成作用で分解され、無毒化されているものと思われます。安心して
ご利用ください。

余談ですが、イヌにおけるタマネギの中毒量は、一般的に体重1㎏当たり原物で
15~20g と云われております(体重10 ㎏で約150g;小サイズ1個分に相当)。
原料植物に占めるタマネギやアサツキの比率を考慮しても、通常の使用条件において、
中毒量に達することはあり得ませんので、安心してご利用ください。
役に立ちましたか?: はい

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