リン、マグネシウム、アンモニウムによって尿管や膀胱にできる猫の遺伝性の結石(ストラバイトストーン)がもたらす疾患を、猫下部尿路疾患(FLUTD)と呼んでいますが、専門のケアフードも市販されており、食事療法として対応していくことは大変望ましいことです。基本的には、低マグネシウム食となっていて、極端に血液がアルカリ側に傾くことを避けているのが、ケアフードの特徴と認識しております。
大高酵素ペットバイタブルブランドのスーパーワンにゃんの場合は、低マグネシウム食に含まれているマグネシウム含有量の10分の1以下の量しかありません。
市販の専門の低マグネシウム食に含まれているマグネシウム含有量は、100g中60mg程ですが、仮に、3kg~6kgほどの猫が、一日60g~100gのそのペットフードを食べたとしましたら、マグネシウム量は36mg~60mgとなります。
大高酵素ペットバイタブルブランドのスーパーワンにゃんの場合は、100g中3mg~5mg程度とお考えください。ただし、液比重が1.27ほどなので、100ml 中は2.3mg~3.9mgとなり、その結果、1ml中は0.023mg~0.039mgとなります。
仮に体重が4kgとしまして、一日一回に4mlを摂取させるとしましたら、その量は0.092mg~0.156mgとなり、三回摂取させてもトータルでも0.28mg~0.47mgとなり、低マグネシウム食と合わせたとしましても、問題のない数値ではないでしょうか。
従いまして、結石へ心配は少ないかと思われます。上記の結果を目安としてお考えいただきまして、少し多くを飲用させましても、トータルでドクターが考えるマグネシウムの一日の許容範囲に収めていただくことも可能かと考えられますが、ご心配であればドクターにご相談ください。
また、飲用の結果としましては、極端にアルカリに傾けることも酸性に傾けることもありませんので、穏やかな中庸を作り出してくれます。
また、低タンパク・高カロリーであり、消化済みクリーンな食べ物なので、回り回って結果として、腎臓や膀胱への負担を軽減してくれる内容成分となっています。それために腎臓・膀胱疾患の療養食としても十分ご利用いただけるものとなっております。特に猫の場合は、腎臓を患っているケースが多く、今までの長い実績経験からしても、比較的安心してご利用いただける製品と思っております。
その旨ご了解ください。
ご質問ありがとうございました。
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