実は、製品開発のリーダーである私がかっていた愛犬が、ひどい「テンカン」もちの犬だったのです。半時もピクピクと痙攣を起こして、体力を消耗させていた犬でした。すでに手遅れのために、肝臓も萎縮してしまい、便がひどく堅いために、排便のたびに悲鳴のような鳴き声を出す始末でした。
このままでは可哀相だと思い直し、これまで人間を対象していた仕事だけでしたが、これを契機にして、犬を対象とした食養学的調査研究を、一生懸命にはじめた訳です。
その結果、いろいろと試しているうちに、愛犬の便がどんどん良くなってきて、極めて正常なものに戻ってきました。また、その結果として、肝臓の数値も安定し、悪くなるどころか、好転してきていることが判ったのです。
もちろん肝臓は萎縮しているので元に戻ることはありませんが、人間で言えば100歳、犬の実年齢18歳まで、その肝臓を悪化させることなく、使いこなすことができました。
このような経過を経ているうちに、次第にテンカンの回数が少なくなってきて、発作を起こしても短い時間になっていきました。2~3分で終わってしまうことも多くなり、高齢になってからは、テンカンもちであることを忘れてしまうほど起こさなくなりました。
テンカンとの因果関係は、サイエンスとしては、現在のところまったく判ってはおりません。
しかし、昔から、「乳児のヒキツケには浣腸が良い…」ということが言われていたと思いますが、こうした事実を思い出すキッカケになったのです。
大腸の詰まりやトラブルは、ヒキツケという発作の誘引になっているのかもしれませんが、いずれにしましても、医学的根拠の有無はさておきまして、無関係ではないということだけは、実経験からも調査研究からも、また、東洋医学の観点からも、言えるのではないかと思います。
従いまして、因果関係は不明であっても、時間はかかるかもしれませんが、腸内環境の正常化は、テンカン発作の軽減化につながる可能性が考えられますので、ぜひお試しいただきたい思います。
ちなみに、開発者の愛犬の子犬のときの画像が、フリカケワンのラベルキャラクターとなっています。発酵野菜パウダーと一番深い関係にあった犬だったからです。
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