大高酵素㈱製造の発酵野菜パウダー[フリカケワン]は、明確にビートパルプを調整基材として利用しています。ビートパルプによって、糖分や水分を調整しなければ、パウダー状の製品として仕上がることはないからです。大高酵素がビートパルプを利用する第一の理由はそこにあります。さらに、適正量のビートパルプは、腸内善玉菌に対して、栄養と住まいを提供してくれるという性質をもっていて、それがバイタブルの製品コンセプトに合致しているからです。それが第二の理由となります。
調整のための適正以上にビートパルプを増量してしまえば、パウダーは生産できなくなってしまいますし、コストダウンのためなら購入しない方が良いので、間違っても、増量目的でもコストダウンのためでもないことはご理解ください。
ただし、大高酵素の製造工程で使用していますビートパルプは、北海道糖業株式会社に限定したものだけです。どこのビートパルプでも良いというものでは決してありません。
現在、ペットフードや飼料に使われるビートパルプは2種類あるとの情報が出回っているようです。
通常ビートパルプは、甜菜を絞って圧力をかけて取り出されます。北海道糖業のビートパルプはそのように造られています。ビートパルプは、ドッグフード以外にも家畜の飼料としてもとても良く使われています。燃料用などの目的で作られているものもあります。
ただし、外国製のもののなかには、硫酸系の薬剤を使って人工的に無理やり甜菜を溶かすというやり方で、手間を掛けずにビートパルプを抽出する方法もあるようです。そのような方法による搾りカスが、ビートパルプとして出回っているとのことです。しかし、人間が食用にするための家畜の飼料としても使われているので、硫酸系の薬品が残留しているという事実は、製造法からしてもあり得ない話だと考えてしまいます。
確かに、薬剤を使って抽出されたビートパルプが入っているドッグフードを食べると、残留成分が便の排出を促す神経伝達などを混乱させたり、様々な悪い影響を及ぼすことが充分に考えられますが、そのようなビートパルプが出回っているという情報が、真実の情報かどうかは、その後の調査を待ちたいと思います。
しかし、いずれにしましても、甜菜を絞って圧力をかけて造りだすだけのビートパルプは、そのような悪さはいたしませんし、前記したような様々なメリットを供給してくれるだけのものです。
また、「高級なフードにはビートパルプは使われない」という宣伝文句も見受けられますが、大高酵素はビートパルプが安いから利用しているのでは決してありません。製法上必要であり、製品メリットを高めるために利用しているだけです。もし仮に、ビートパルプが高額な価格になれば、「高級フードメーカー」は利用しはじめるのではないかと思います。もちろんそんな場合も、大高酵素は不可欠なので変わらずに利用しています。
従いまして、いずれにしましても、世間の情報に惑わされることなく、はっきりとした根拠があって、身体の健康に良いビートパルプを使用している製品ですので、大高酵素㈱のペットバイタブルブランド製品に関しては、今後とも安心してご愛用いただきたいと思います。
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