一口にβーグルカンといっても、分子構造上の違いなどがあります。人体の腸管に適合しているちょうど良い分子量サイズや数量が、腸管免疫力を刺激して免疫活性を行ってくれます。元々、栄養として採り入れている成分ではありません。腸管吸収の際の「吸収されない訳でもなく、吸収される訳でもない」という中間的な存在が、70%も腸管に集まっている免疫細胞を刺激してくれるのです。草食動物以外の動物にも、特に雑食の犬にも、種々由来のβーグルカンは免疫力アップのために必要な成分です。
大高酵素に含まれているβーグルカンは、大高酵素にしか住めない特殊な酵母の細胞壁が壊れてできたものです。酵母細胞壁の構成成分、つまりユニットがβーグルカンなのです。それが原液のなかに、極めて免疫系に良質な形で適正な量含まれています。
「βーグルカンのどういった部分」という質問は、サイエンスとして成り立ちませんので、回答はさけさせていただきます。部分とはすでに、βーグルカンの機能性を失ってしまい、そのものではなくなってしまいますので、「どういった部分」は存在しないものです。
βーグルカンが固まりとなっているものを、一個一個にバラバラにしたりする処理工程は、各社製品によってあるとは思います。
なお、このグルカンと呼ばれている多糖類は、糖の構造によってα-グルカン型とβ-グルカン型とに分かれています。更にブドウ糖の結合位置によって特殊な構造の多糖類となり、その結合の仕方により1-3型 1-4型 1-6型等に分類されています。それらの型についてのことなら、大高酵素製品の場合は酵母由来なので、圧倒的に1-3型が多くあることが判っております。
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