ストレスもあると思いますが、それも含めて腸内環境の悪化が原因となっていると考えられます。
傷み止めや抗生剤ではその時だけの症状を緩和するだけで、さらに腸内環境の悪化を招くことにつながっています。
対症療法の繰り返しだけでは、愛犬をさらに苦しいところに追い込んでしまうことになってしまいますので、避けた方が賢明です。
一つには、ペットフードをドライフードから、できれば手作りフードに変えて上げることが大切かと思います。
もし、時間がなくてそのような対応が難しければ、良質の缶詰やパックに入ったウエットフードに、野菜や小魚などのトッピングをして上げたら良いかと思います。
その際、大高酵素製品のフリカケワンやスーパーワンにゃんを、トッピングの後にさらに振りかけて上げると、より腸内環境にとって有効なものを提供できることになります。
便の状態が、硬過ぎず柔らか過ぎず、ちょうど良いものになってきますと、皮膚や毛並みの状態が変化してきて、再生能力が出てきます。
すると、自ずと痒みもなくなり、必ず健全な状態に向かっていきます。
ただし、長年に渡って蓄積したものが体質となっていますので、3日ほどで簡単に体質改善ができる訳ではありません。
腸内細菌叢が健全に戻るためにも相当な時間がかかるからです。
やはり、3ヶ月・3年というサイクルで取り組んでいかなければなりません。
一つ気長に取り組んでいただきたい思います。
なお、閉じ込めているというストレスがあるのなら、そのストレスを1日のサイクルのなかで、何らかの遊びや運動で発散させて上げることも大切となります。
また、濃厚に接する時間を必ずもって上げ、愛情を確認し合う必要もあるかと思われます。
さらに、耳のなかをかゆがるようでしたら、耳掃除の用の液体も売っていますので、コットンや綿棒を使って、やさしく掃除して上げることも必要かもしれません。
たれ耳の犬の場合は特に、カビが生えやすくなりますので、こまめな耳掃除が必要だと思います。
不潔にしていると悪化しますが、クリーニングもほどほどでなければ、皮膚や毛並みを傷めてしまいます。
やはり適正なサイクルできれいにして上げてください。
|